男性が小型ボートで海に引きずり出され、浮くためにモーターを取り外した

海でほぼ1日半行方不明となった25歳の男性の父親はCNNに対し、息子は軽量船を維持するためにボートのエンジンを外すなど、生き残るためにできる限りのことを試みたと語った。

海でほぼ１日半行方不明になった２５歳の男性の父親はＣＮＮに対し、息子は軽量船を浮かせておくためにボートのエンジンを外すなど、生き残るためにあらゆる手を尽くしたと語った。

チャールズ・グレゴリーさんは金曜日、フロリダ州セント・オーガスティンの海岸沖で釣りに出かけていたが、潮が突然上がって大波が発生し、小さな平底船から転落したとCNNが報じた。

同メディアによると、男性はなんとか船によじ登ったものの、潮によって海に流され、約30時間そこで留まったという。

男性の父親レイモンド・グレゴリーさんはＣＮＮに対し、息子の肌は灼熱の太陽と日陰のなさで火傷を負ったと語った。そして夜になると、男性は極度の日焼けでさらに痛みを増した極寒の寒さに耐えなければならなかった、と父親は語った。

父親によると、サメにも遭遇し、クラゲにも刺されたという。

「彼は死ぬほど怖かった」と彼は付け加えた。「彼は、その30時間で、これまでの人生よりも多くの神との会話をしたと言いました。」

米国沿岸警備隊は報道声明の中で、グレゴリーさんは金曜夜に行方不明と報告され、乗組員が土曜に救助したと発表した。

声明によると、飛行機の乗務員がセント・オーガスティンの沖合約12マイルで、「部分的に水没した」約12フィートのボートに座っているグレゴリーさんを発見したという。

その後、沿岸警備隊がグレゴリーさんを救出し、陸地に移送したとプレスリリースには記載されている。

父親はＣＮＮに対し、グレゴリーさんは部分的に水没した船を浮かせておくためにボートからモーターを取り外すなど、生き残るためにさまざまな手段を講じたと語った。

父親によると、水泳パンツを脱いで、ボートや飛行機に旗を降ろすためにそれを振ったこともあったという。

父親は、グレゴリー君は完全に回復する見込みだが、怪我のせいで動くのに苦労していると語った。

彼は横紋筋融解症にも苦しんでいる。これは、損傷した筋肉組織がそのタンパク質や電解質を血液中に放出する際に起こり得る、熱に関連した病状であるという。

それでも父親はCNNに、「結局のところ、この話の教訓は『決して諦めない』ということだ」と語った。

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